エスボードというスケボーに似た遊具があって、子供に人気のようです。我が家でもお正月に子供が買って、親子で乗ったりしていました。
そのエスボードの車輪をささえているキャスターみたいな所のベアリングが壊れてしまったので交換して直しました。
外したベアリングはこれです。本来は左上の物のように外側と内側のリングが一体になっていて間にベアリングが入っています。左上の物も、最初はあったカバーが取れて中が見えるようになっています。
アマゾンで買ったベアリング。中国からの発送だともっと安いのがあったのですが、なるべく早く手に入れるためにアマゾンから発送のものを選びました。
袋から出したところ。これは最初についていたのと全く同じではなくサイドのカバーが金属ではなくゴム製です。
外したベアリングと並べたところ。
外したキャスター部。
これは正常な後輪の方。後輪の方が力がかかるからかタイヤの減りもはやくて、少し前に前後のタイヤを交換しました。ベアリングもサイドのカバーが外れたのは後輪に付いていたものだったのですが、タイヤと一緒に前後を入れ替えてます。
まず1個目のベアリングをセットします。
こんな感じにはめ込みます。
それを軸にはめて。
もう一個のベアリングをセットします。
ネジを締めたら完成。ネジを締めすぎると動きが渋くなるので、すこしゆるめに締めます。
試しに乗ってみた感じでは良さそうですが、乗っているうちにネジがゆるんでしまいます。これは何度かネジの付け外しをしているうちにネジロックという固定用のボンドみたいなのがとれてしまったからでしょう。代わりにゴム系のボンドをつけてネジを締めておきました。
買ったのはこれです。6902がベアリングのサイズで、RSというのがサイドのカバーがゴム製であることを示しているようです。正確には2RSで、届いた物には2RSと書いてありました。最初についていたのと同じ金属製のカバーだと6902ZZとなるようです。
エスボード以外にも別メーカーのブレイブボードやリップスティックと呼ばれる製品がありますが、それらはエスボードとは微妙に構造が違ってるようです。
今回修理した部分の設計はあまり良くないと思います。それはベアリングにかかる力の向きが想定してるのとは異なる為です。車輪のように軸に垂直な力に使うべきベアリングを、軸と同じ方向に力をかけて使っているというのが良くありません。